『青くて痛くて脆い』を映画館で見ました

『青くて痛くて脆い』(あおくていたくてもろい)を映画館で見ました。つまらない恋愛映画かと思ったら、そもそも、恋愛映画ではありませんでした。言ってみれば、サークル映画です。それも、大学のサークルです。大学サークル青春映画と言った方がいいかもしれません。

内容は、「モアイ」と言う名称の新興大学サークルのごたごたです。

映画『青くて痛くて脆い』

サークルとかクラブという場所は、大学でも、中学や高校でも、あるいは、社会人のそれでも、ごたごたが起こりやすいところです。大抵、その原因は、後から参加したメンバーにとんでもない人がいることによるものです。特に、自分勝手な人がごたごたを起こします。

サークルを創設するのは、並大抵の努力ではできませんが、後から入ってきた人の中には、そういう努力をせずに、おいしいところを横取りしようとする人がいて、うまみがあるから活動するような、そういう動機を持っていたりします。こういうのが、全てのトラブルの元凶です。

この映画では、初期メンバーがトラブルの原因になっていますが、それは普通あり得ないことです。まるで聞いたこともありません。初期メンバーは、一貫して、サークルの正しい発展のために、無私になって、貢献しようとします。これが普通なので、初期メンバーがおかしなことをする可能性はまずありません。これが、この映画のおかしなところの一つです。

次におかしいと思ったのは、田端楓(たばた かえで)と言う初期メンバーの男性が嫉妬で問題を起こす点です。普通、これは男ではなく、女がやりそうなことです。しかも、普通、後から参加したメンバーですね。

初期メンバーの男が初期メンバーの女に振られて、二人で立ち上げたサークルを潰すなんて、全くあり得ない設定です。

もし初期メンバーに女が二人いて、初期メンバーの男1名の取り合いになり、敗者の女が私怨で残った二人の運営するサークルを潰すと言う設定なら、大いにありそうです。しかも、敗者の女が美人なら納得します(笑)。

この映画では渦中の女が、ちょっとぶすなので、普通の男なら、相手にしないでしょう。その点も変ですね。

この映画は、サークル運営の人間関係であり得ない設定を行ったため、個人的にはなかなか受け入れられない内容でした。ただ、その点を除くと、なかなかおもしろい映画です。類似の映画は、恐らく存在しないので、かなりユニークな映画と言えるでしょう。