映画『寄生獣』の評価と感想

評価: ★★★★☆

先週の土曜日に公開された映画ですが、土曜日と昨日月曜日に映画館に行き、合計二回見ました。

この作品は、原作のストーリーをどれだけ知っているか、あるいは、どれだけ覚えているかで、おもしろさが違ってくると思います。私の場合、原作は、昔、読んだことがあるのですが、ストーリーはほとんど忘れていました。一方、私と一緒にこの映画を見た人は、ストーリーを全く知りませんでした。

それで、私の場合ですが、そこそこおもしろかったです。しかし、ストーリーを全く知らずに見た連れは、全然おもしろくなかった様です。

その原因ですが、まず、この映画で『寄生獣』のストーリーが完結するわけではないと言うことが一つにあります。この映画は起承転結の承の途中までしかやらないのです。最初、見に行った際に、この映画1本で全て話が終わると思っていたので、肩すかしを食いました。

完結編は4月下旬に上映予定のようです。がっかりしました。

承の途中までなので、どうしたって、おもしろくはないです。何も完結しません。知らない人が見たら、単に気持ち悪いだけの映画だと思います。

もう一つの問題は、ストーリーをかなりはしょりながら進んでいるというところです。例えば、登場人物の内面を十分に描ききっておらず、感情移入がしにくいですし、登場人物の感情が十分に伝わってきません。何か、あらすじを見させられているだけの様な感じがします。

原作がずいぶん長い話だったと思うので、本当は、独自のストーリー展開にした方が良かったのではないかと思います。しかし、それでは原作ファンが怒るかもしれません。

しかし、おもしろい作品を作るのなら、やはり長い話をはしょりながらやるよりも、独自のストーリーで短く決めた方が見る人は感動するのではないかと思います。

今回の作品は、失敗と言ってもいいかもしれません。しかし、原作のおもしろさを考慮に入れて、この作品は★を四つつけました。

原作:


寄生獣 完全版全8巻 完結コミックセット

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念のために書いておくと、原作はものすごくおもしろいです。私は漫画はほとんど読まないのですが、『寄生獣』は、私が全巻読んだ数少ない漫画の一つです。

関連ページ:
映画とアニメの『寄生獣』の原作漫画

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